子供の育て方の参考に
こどもの育て方で皆さんも色々と考える事があると思います。
自分の失敗した経験から子供には苦労をさせないで育てたい!
と思われている方も多いかと思います。
しかし、子供は大きくなって親元を離れていきます。
一人で生活しようとした時に苦労を知らないと、どう対応していけば
良いのかわからないのではないでしょうか?
親の役目
誰かの言葉だったか忘れましたが
子供に苦労させないのが親の務めではなくいずれ来るであろう!
苦労にも対応できるように育てるのが親の役目です。
と言う言葉がありました。
私はなるほどなぁ!と思いました。
答えを教えてあげるのは簡単です。
これは勉強だけではないのですが・・
答えを教えてあげると問題が解決します。
でもそれでは成長しません。
答えを出せるように導いてやると子供は考えます。
それがもし間違っていたとしてもやらせてみて
結果を知ることが大事で失敗したら
次は失敗しないように考えていきます。
それが成長なんですね!
それと子供に勉強しなさい!とか言っている人もいるかと思いますが
私の場合、親から勉強しなさいと言われるのが一番嫌でした。
と言って勉強をしてた訳ではないのですが(笑)
頑張っている人に頑張りなさいと言うのと同じような事だと思います。
ある一例
ある小学4年生の女の子がいて学年でいつも成績がトップ
それでどう言った教えたかをしているのかと聞いたら
何も教えていないとの事でした。
勉強しなさいと一度も言った事がないそうです。
ただ、その女の子に言ったのが
「おかあさんは昔、勉強が出来ない環境だったので何も知らないから
今日、学校の先生に習ったことをお母さんにも教えてくれる?」
と言ったそうです。
その女の子はおかあさんに教えるために授業を真剣に聞き
家に帰っておかあさんに「今日はこういう事を教えてもらったよ!」
と長い時間をかけて話したそうです。
おかあさんは「そうだったんだ!本当に勉強になったよ!
ありがとうね!」と嬉しそうにしていると
また次の日も、また次の日も学校で習った事を母親に話したそうです。
それが復習と言う形になっているのですね!
言葉は使いようですね!子供に教えることは簡単かもしれませんが
子供から教わると言う事も大切な事かもしれません。
話を聞く事の難しさ
人に話を聞く事は非常に大切です。
特に子供の話を聞くと事は子供の今の考えを知る事も出来ます。
子供が話すと言う事を小さい事から教えていれば
人前でも話せるようになります。
親からすると子供より経験豊富なので
ここはこうした方が良いというのはあるのが
当たり前ですが、子供自身に考えさせてやらせてみる方が成長します。
つい、口に出してしまいたくなると思いますが
話を聞いてやることは子供にとっても大切な事なので
忙しくても子供の話に耳を傾けましょう!
家族ぐるみのお付き合いを
これは私の兄の話なのですが
兄が独身時代から親しい4人の男性だけで始めた食事会
毎月積み立てをして年に何回かは食事会をするのです。
食事会と言っても田舎ですからおしゃれなレストランとかはないので
持ち回りでその人の家で美味しいものを食べて楽しもうという感じなのですが
これがもう30年続いています。
独身時代からですから時間がたつとそれぞれに家庭を持つようになり
今度は奥さんも連れて食事会です。
そして子供が出来、今度は子供も連れて食事会です。
元々は男同士の付き合いだったのですが
いつしか家族ぐるみの付き合いに変わっていました。
子供同士も仲良くなり、他の家族の子供も我が子と同じ扱いをしています。
だから、いまだにおじちゃんと言って家に遊びに来ます。
やがてその子供たちも適齢期で結婚をして子供を持つようになりました。
それでも今度は奥さんと子供を連れて遊びに来ます。
家族でもない親の友達の子供たちですよ!(笑)
普通男同士の付き合いは奥さんや子供は連れて行かないと思うのですが
兄たちは必ず連れていきます。
子供からすると小さい頃から家族ぐるみで付き合うのが
当たり前になっているので結婚してから子供が出来ても
同じように付き合いが続いています。
これは子供を子供扱いしていなかったと言う事だと思います。
子供とも一人の人間として付き合ってきた結果が
今でも遊びに来るような関係になっていると思います。
だから大人の付き合いでも子供が行きたいというのであれば
連れて行ってあげて欲しいと思います。
それがのちに良い経験となります。
最後に・・・
子供と言っても一人の人間です。
自分の子供だから自分の思うように育てたい思うのは当たり前ですが
子供お意見も大切にしてあげなければいけないと思います。
それと子供との会話は重要です。
子供の考え方も知る事が出来るし、変化もわかります。
大人の都合で忙しいとかの理由で会話が無くなると
子供の気持ちも離れてしまいます。
会話は毎日でも欠かさない事が子育ての要だと思います。